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Music Video「Way of life」

  • 執筆者の写真: toohironman
    toohironman
  • 2018年5月1日
  • 読了時間: 5分

みなさんの好きなMVってどんなのですか?

MV…MusicVideo。PVとも言いますよね。PromotionVideo。 昨今、曲だけでなくMVの出来も重要になってきている中、構成や特殊効果に凝りに凝ったものが多く世に出ています。いわゆる「お金がかかってる」ってやつですね。

僕はアイドルのMVに関しては、48グループ以外をあまり見ていないのですが、その中でも2つだ好きなMVがあります。

一つは「抱きしめちゃいけない」。

この曲は総選挙でアンダーガールズに選ばれたメンバーによるもので「フライングゲット」のカップリング曲です。当時、AKBは大物映画監督の手によるものが多く、どちらかというとストーリー性というかショートムービー風のものばかりでした。その中で、このMVはカメラ一台によるノーカット撮影という試みを用いたものでした。ところどころミスが見えたりしてるんですが、それでもメンバーのキラキラした笑顔と、一発撮りから来る緊張感を感じさせてくれる作品になっています。曲も大好きだし、僕の推しも娘の推しも出てるという事もあり、長く「一番好きなMV」でした。

それを上回って好きなMVとなったのが、チーム8の「挨拶から始めよう」です。「制服の羽根」も好きなんですが、圧倒的にこちらの方がいいです。毎回見るたびにうるうるしていました。 これは、各メンバーが曲に合わせて「踊ってみた」「歌ってみた」という動画を自分で撮ったものをメインの素材として作られたMVです。リップシーンもその各自撮影シーンとリンクする形で撮ったもの。正直「お金をかけた」ものではありません。メンバーによっては、撮った時の設定かスマホの性能によるものなのか画質が極めて悪いものも入っています。それでも、メンバー一人一人の魅力っていうものが詰め込まれているように思えるんです。

二つのMVに共通してる事。それは「メンバーがとにかく可愛い。素敵だ」って事です。 他にもSKEだと「アイシテラブル」AKBだと「ポニシュ」のMVが好きなんですが、どれもメンバーがキラキラ輝いてるんですよね。

☆NonSugarにとっての初めてのMV。曲は「Way of life」が選ばれました。今、一番彼女たちにとっても僕ら無糖派にとっても思い入れのある曲なのかもしれません。 MVの出来自体は、確かに「上手い」ものではないのかもしれません。構成とかカメラアングルとか…

僕は画像や動画編集を(素人レベルですが)自分でもよくやるので、そう思うのかもしれませんが…でも、そんな事は全然関係ありません。ノンシュガーをずっと応援してきた人なら、そしてこれからずっと☆NonSugarを応援していこうと思ってる人なら、このMVを見て胸を打たれるに違いないと言い切れるほど素晴らしいものだと思います。

僕はこのMVが公開された三周年ライブで、まともにスクリーンが見れないほど号泣してしまいました。3周年ライブに向けて諸々の感情(不安がほとんどだったように思えます)の中、前を向こうと思える内容に思わず…という事ももちろんありますが、何よりこのMVが、今の僕たちに…彼女たちにまさに相応しいものだったと感じたのは大げさじゃないと思っています。

まず挙げられるのが、柔らかいというか優しいというか…彼女たちの表情です。この曲は、今ライブで最も盛り上がる曲と言っていいと思う程勢いに満ちた曲です。「今の、私たちを表す曲です」と紹介される事もあるこの曲。それなのにこのMVから伝わってくる何とも言えない優しい多幸感ってなんなんでしょう…

MV中にソロパートを歌っているリップシーンがあるんですが、その時の表情の何とも言えない柔らかさ。満面の笑顔っていうのと少し違う、まるで僕たち一人一人に何かをそっと語りかけてくれてるような笑顔。「大丈夫だからね。私たちはずっとここにいるからね」そんな風に言ってくれてるような…

歌唱シーンの他にも、私服でオフシーンのようなショットが個人それぞれに用意されています。ロケ地は、メンバーそれぞれに「思い入れのある地」。スカウトされた場所だったり、母校だったり…下を向いていたり、何かを考え込んでいる表情だったり、遠くを見ながら歩いていたり…その時「何かに気づき、動かされる…」ような表情がとらえられている…僕にはそんな風に見えました。ただカメラに向かってニコニコした笑顔を見せるだけじゃなく、考え込んだり悩んだり…そこから前を向いて顔を上げて、そして微笑む。そんな風に。

この曲のキーワードは「足跡」です。「未来へ続く、長いこの道」「私が歩いた、まっすぐな道」彼女たちが生きてきた証を歌っています。そんな足跡をたどるだけでなく、これから先に向かってゆっくりと走り出す…そんなストーリーを感じさせてくれました。

そして、落ちサビ。それぞれがそれぞれの道を歩いて集まってきたメンバーが、横一列に並んでゆっくりと歩きだすシーン。もう50回以上このMVを見ましたが、未だにここになると涙がこぼれそうになります。本当に楽しそうな顔。個人的にうめちゃんが手を叩きながら顔をくしゃくしゃにして笑ってるとこにぐっときちゃうんですよね。遠くから並んで手を振ってるシーンもすごく素敵です。どうしても自転車のおじさんが気になりますがw

そして、うめちゃんがカメラを構えて、ふざけてるみんなを撮っているシーン。普段から、きっと大騒ぎしてるみんなを「もう仕方ないなあ」って笑って見てるんだろうなあ…って想像が出来て大好きです。その後に映し出されるうめちゃんが初めてフィルムカメラで撮ったという写真のみんなの表情がまたいいんですよね。

普段、30秒撮影で彼女たちを撮っていると、ただにっこりと笑う表情だけでなく、魅力的ないろんな表情をそれぞれ持っている事に気づきます。このMVでは、そんな表情がたくさん見れます。

自分の推しだけでなく、「このシーンのこの表情が最高だな」って思える場面がたくさん見つかると思います。

あなたが好きなシーンはどこのどんなところですか? 良かったら、じっくり語り合いませんか?


 
 
 

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