30秒のデート
- toohironman
- 2017年9月4日
- 読了時間: 2分
ノンシュガーの朝練ライブでは、チェキ撮影&サイン会の他に「30秒撮影」ってメニューがあります。ライブでは基本1曲だけ「撮影タイム」があって一眼やスマホで写真が撮れる他、動画の撮影もOKです。
そこに、昨年の11月から撮影タイムが加わったわけです。メンバーや無糖派は「30秒」と呼んでるこのメニューですが、写真を趣味にしてる人以外にも楽しめるものとなっています。
僕は、写真を撮り始めてもう20年になるんですが、ずっと「人」をメインで撮ってきました。長くスポーツ撮影をやってきたのですが、好きなのはプレーをしてる瞬間ではなく、アスリートの緊張感や満足感、悔しい表情など、その「表情」を撮る事です。なので、ライブの写真もそういう狙いで撮ってます。
30秒が始まった頃、メンバーはみんな「えーどんな顔して撮ればいいのー?」と戸惑うような表情をする事が多かったんです。笑顔もどこか固くて…(もちろん、その頃の初々しい姿もすごく好きなのですが)。それが、回数を重ねる事にどんどん撮られる事に意識が高くなっていったのでしょうか、すごく素敵な表情を向けてくれるようになったんです。
僕は「上手い写真を撮ろう」とか「綺麗に撮ろう」って事よりも…あ、もちろん、綺麗に可愛くは撮ろうとしてますよ。もちろん、女の子ですから(*´ω`*)、そう…「ああ、をっさんって本当にこのコの事が好きなんだなあ」ってわかるような写真を撮りたいって思っています。
「写真は好きな子へのラブレター」
僕はいつもそう言ってます。だとしたら、物販での30秒は「撮影タイム」じゃなく、「30秒のデート」。
ステージの上の君は、みんなのアイドル。
でも、この30秒だけは…僕だけのアイドル。
だから、僕にしか撮れない写真を撮りたい。

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